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表参道とシャンゼリゼは似ている/或る優雅な街
表参道通りを概観するとき,歩道幅を広げて,勾配を緩やかにすれば,パリに,“la plus belle avenue du monde”に申し訳ないくらいのコピーです.
並木も,店舗の質もそこそこ似ています.ですが,建築はやっぱり,日本は日本,パリはパリ,です.表参道でちょっと路地に入ると,シャンゼリゼの趣は微塵もありません.

表参道をシャンゼリゼ化させる向きには賛成できる面もあるのですが,日本で,特にああいう場所でやると,どうもごみごみしたりスケールが小さくて,エレガントにはほど遠いと思うのは僕だけでしょうか.
シャンゼリゼの様に,歩道幅がもっと広くなるとすれば優雅の格も上がろうというものですが,識者内では,どうやらあれで十分広く取られている,と考えられているようです.
日本人向けのシャンゼリゼ,ということなら,その向きでいいのかもしれません.


歩道幅といえば,福岡は,「ここ日本ですか?」と思わずツッコんじゃうくらい,車道並みに広く取られた通りがあったりして,好感が持てます.
地下街も,よくある硬質な壁面の通りではなく,昭和の薫りある落ち着いたデザインになっていたりして素敵です.地下なのに昭和的街灯が灯っていたりとか,昭和的緑で彩色されていたりとか,柱がゴシックであったりとか.そこに住んでもいいんじゃないですか?

あるポスターに,「福岡は,ニューヨークにも,ロサンゼルスにも,シカゴにも負けない」とあったのが印象的でした.
確かに,街をいろいろと見ていると,東京や大阪の中心街のように,古くから開発が進んできて飽和状態,というものよりも,もっと自由で,新鮮で,シックなエリアが多く,何か,「新しい中心」を感じさせるものがあります.
ただ,開発を急ぎすぎて何かと分断が激しいエリアも見受けられましたが.

最近の,特に素晴らしい建築を一つ挙げるとすれば,やはり九州国立博物館でしょう.
まず,立地が憎い.有名な太宰府天満宮を抜けてすぐのところに巨大なエスカレーターを設け(野ざらしではありません.これも一つの先進的な建築です),スムーズな集客を狙います.
坂道を抜けるルートもありますが,太宰府天満宮を歩いた後に九州国立博物館,というルートが人気で,開館半年にしておよそ130万人が訪れたそうです.
東京国立博物館で年間100万人,京都・奈良国立博物館はそれぞれその半数に満たないと聞きますから,開館初年度であることを考え合わせてもこれは驚異的な数と言っていいのではないでしょうか(実際,開館一ヶ月の来客は17万人を見込んでいたようですが,予想を大幅に上回る40万人が訪れたようです).
建築についてですが,160mx80m最大高36m,曲線で構成された巨大な箱(蒲鉾型),と言った外観で,そのサイズにして威圧感を覚えません.中に入ると,縦横に大きく開けた空間が広がり,天井の滑らかな曲線と硝子越しの光,壁面の様々な大きさを用い印象を吸収させる格子紋様も手伝って,むしろ室内の方が伸びやかで清々しく感じるほどです.展示室までの経路は合理的で,エスカレーターを昇ればすぐ入り口・出口,更に昇ればまた入り口・出口となっていて,煩わしさもありません.
館員の人柄も手伝ってか,何の嫌みもなく,ただ洗練され,心地いい気分のなか,充実したコレクションを堪能できる,素晴らしい博物館だと感じます.

福岡に住むのもいいのかな,なんて思います.ラーメンだけの街じゃありません.



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Theme: 建築デザイン - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/28】 | Essays | エッセイ | trackback(0) | comment(6)
無知の知
ちょっとした刺激で満足する人間がいるが、それはその人間に認知できる世界がそれだけ貧弱なものである証拠と言えるだろう。人にとっての“全体”とは、刺激の閾値内でのことに過ぎない。知識の限界を越えたものに接するならそれは無視される(単に認知できない)か、驚かれ、敬ったり畏れられるということにもなる。驚けるなら望みはある。気付けないなら論外だ。
人間は、その前提からして無知だ。無知に驚きを重ね、知者を演じる。だが、知者とて、同時代の無知者に驚かれるほどでしかない。
ほんの少しでも外側にあること、それが人には良い刺激となる。人とはそういう世界に巣食う生き物だ。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/26】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(1)
孤立精神の条件
どんな世界も、それより一寸大きな世界の影響を免れることはできない。つまり、世界は相互に、どこから、どこまでも、連関し合う。
これは何も、自然環境や政治・経済・社会情勢といった動勢に限った話ではない。連続する時間相互もまた分断され得ないし、脳を一部損傷すればそれだけ脳機能を阻害される、肉体に限界を負った人間の精神活動もまた例外ではない。
細胞は膜によって個を保つが、一個に引き剥がされたなら簡単に死滅し、連携を目的とするからこそ個体性を持った部分の集合体として一つの全体を構成する。
脳は連携する。隣り合うニューロンと、肉体の各位と、刺激する世界と、世界はまた更に外側の世界と、関わり合わずにはいない。
脳は敏感に察知する。世界のあらゆる活動は、伝達される情報として、感じ取れる全てを脳は刺激とする。
肉体に依存する次元で、精神は孤立することは出来ない。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/26】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(1)
普遍との再会
一度でも経た或る観念は,それがそれで在る限り,その他の全体がそっくり置き換わっても,陳腐を感じずにはいない.
一例を取れば,そのものは揺るぎようも無い文筆活動の賜に新鮮を覚えるのは,そのものを取り違えたからに他ならない.
人の往来する或る地点は,想い出,に過ぎない.
そのものをそのままに再認し,別の生き物である自己で体験するという交わりは,単なる想起を優に越えており,普遍との再会とも呼べるものだ.
文章とは,その形式から言って再会し易い.それを失わず,唯存続させる以上は,苔生すことも改変されることも無い.
人と,在りし自己や他者とであるなら,可能性は非常に低い.記憶は,人が人である限り,拡大・改変や欠損・喪失…そこからの復旧等,変化を逃れることは困難であるからだ.人の肉体は全く,無常である.

それでも再会したいのなら,仮想的に再構築する,延いては複写によって在らしめるという手はある.
それには,普遍を呼び戻す合図を定めておくこと,だ.
あるアルゴリズムに則った数字等“単純な”記号なら比較的可能性は高いだろう.やはり文章(言語情報)は使える,絵画や映像・・・音楽や場所までいくと,人間の自由さに圧倒される危険がある.
暗号化と複合化,と言っても差し支えないだろう.
或る外部に依存する形式に置き換え,保存されるしかないという風にして保存(どこにも無いのが最も空間的干渉を受けない)しておく,そうして一連の法則に従って,蘇らせる.
こうして再会は成される.



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【2006/05/25】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(2)
霏霏
六花を研ぐ様に
清み切った冷厳の中心で
消え入りそうな鉄器
奥の無限からの使者である
煌めく魂の写し身を聴く

瞬いて
響いた吹雪に
抱かれ往く
零れる氷の粉に
廻る血充ちる

緩やかな浮游
友は背の胸
眼下には緑空
熱い聖水を打ち上げる陰裂と
呑み込む天上の博物館

雷鳴が我が身を貫通しようと
世界の降らせるあたたかい白銀は
肉の由来を秘密のままに
無欠の身体を蘇らせる

此方から
また
彼方から
明滅の命を
行き交わす白片は
天地の残光と符合し
明晰な眩しさで
晴れる世はさざめく



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Theme: - Genre: 小説・文学

【2006/05/24】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
無題
何物よりも壊れない。
最も価値ある人は、その様な姿で、共に在る。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/24】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
望郷と自傷
何気無く強引に、最善である筈もない、有意に充満してもいなかった過去に身体ごと引き戻してみて、引き戻されたことに終始する頭痛を味わう。
空虚が責任を押し付けてくる、出遅れた正義。
過ちがその色彩の隅々に浸透している、記憶の場。
懐かしさは神秘のままにたゆたえばいい。
情熱に駆られた、意味世界を演じる肉体が、大胆にも自らを直接に慰める外界とのせめぎ合いを以て裏切るなら、主人との豊かな均衡は崩れ去り、根幹にして初歩である基盤の安定を確保する試みの正に一歩から、大掛りな地殻変動に我を取り溢し勝ちの二者がある。
有意な抗いを以て進むなら許されることもある。
往く足をえぐる為の自虐癖はよくない。



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【2006/05/24】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
比喩好きのする誤り
くれぐれも、友人に「君は比喩でしかない」などと言ってはいけない。
少々皮肉が行き過ぎているし、そう言ってしまえる君こそが、比喩に満たされていておかしくない。
吐き捨てたくなったときは、自省のいい機会かもしれない。



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【2006/05/19】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(1)
真理と比喩
人は比喩に慣らされ過ぎている。
あらゆる“運用された”シンボルは比喩だ。

比喩は真理の表現にも活用されるが、ほとんどは誤認の宴を愉しむ為に利用される。

誰もがやっていることだ。幼児から神まで、比喩の例は無限にある。

人間は騙すことも騙されることも本性的に快感なのだ。
他者に対してばかりではない、人は日々、自己に暗示を掛けるが如く比喩を使い続けている。

比喩は比喩でしかない。
比喩が真理なのではなく、真理が比喩に射影されるだけのことだ。

影から光を掴む様に、比喩は活用されるべきなのだ。



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【2006/05/19】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(25)
体験される愛
愛は、破壊する。

愛は、瞬く間に再生させる、
唯一つのエラーは刻印された愛。

愛は、愛させずにはいない。
また、愛されずにもいない。

愛それ自体は屈曲を知らない。
あまりにも直線的な、愛がある。

歪んだのは人間だ。
そもそも歪みを抱えたそれだから、愛の重圧にあてられては目も当てられぬ程に歪む。

痛め付けられた器にも、なみなみと注がれた愛があるなら、どうとでもなる。
歪みに歪む、欠け、壊れても愛は不思議と溢れない、いつの間にやら立派な細工物、に盛られた甘美な液体。

重い球体にもなるしシャワーにもなり、プールでもある。

人間の変化がそう体験させるのであって、やはり愛は歪みを知らない。

愛は比喩ではない。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/19】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
無題
愛すべきを愛す。
何者がこれを止められよう。
あらゆる支配力を破り輝くのが愛だ。そうであるからこそ愛は尊い。

愛を携え生を駆けよ。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/19】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
詩の偉大
一万ページの哲学は数行の詩に詠い得る。

だが、ポエムには、何も出来ない。



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Theme: 言葉 - Genre: 小説・文学

【2006/05/17】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(2)
詩 と ポエム
錯覚で遊び合うのがポエム。

全覚と愛し合うのが詩。

この大いなる隔たりを、日本語話者なら理解可能だろうか。



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Theme: 言葉 - Genre: 小説・文学

【2006/05/17】 | Poetics | 詩論 | trackback(0) | comment(3)
プラン
昨日という昨日をのそり来たプラン。
明日という明日をもぞり往くプラン。
型は点であり接面であり備蓄であり、
方便に過ぎない。
会議など開かれたことは無いし、
一考を加える隙も無い。
プランは一つでしか有り得ず、
プランはプランを生きる、
のみ、
とは言わない、
プランなのだ。

何か在るとするは最愚の錯覚であるし、
何も無いとするも、然り、
と答えよう。
二分するという発想自体が愚かだった。
人の原理からしてプランは偉大過ぎた。
プランはプランであり、
プランでなく、
プランでもあるし、
プランなのだ。

どうでもよく、
何だっていい、
うれしく
儚い
我等の、
と言われた、
プラン。



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Theme: - Genre: 小説・文学

【2006/05/17】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
人に降る力
認識の人には、しばしば口を開いてはならないときが訪れるものだ。
それは例えば人でしかない人を人だと悟ったとき、つまり、最も傲慢で、破壊的、それでいて真摯な、美しい真理溢れる言葉が胸に小踊りするときだ。
言葉は下劣な場面にもその高貴な威力を発揮してしまえる。
その大いなる力は、主人に対して一つも責任を負わぬ。それでいて飼い馴らせもしない。力の次元に人は、熱い手を突き入れ、まさぐり、意識の支配階級である法則に従い、つまり殆んど運任せに、引き出すしかない。手が開かれたとき、人は力に選ばれた幸福を知る。たとえそれが、明日に降る地獄の蕾であろうと。



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/17】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
繋がり合えぬ人々
人は軋轢と言う態の、摩擦と呼ばれる関係を数多く結び、無常心地で時を死へ。
擦れ違うことが人と人の隣り合う姿。

欲望と想像力の生き物である人は、うろたえながら口舐めずりしては囲い込むつもりで擦れ違う。理性は常に騙され、どの賢者も、また神も知り得ぬ真理をあげつらう現人神を演じ、生無きその身は空虚。
擦れ違う人心のるつぼに引きずり込まれるならそのままに擦れ違う。

繋がり合うに至れば、詩人は人知の勝利を詠うだろう。

(このケータイ、変換できない漢字の多さに萎える)



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/16】 | Philosophy | 哲学 | trackback(0) | comment(0)
“光”(過去作品)
ここに昔の作品を載せるのは始めてですね.
興味のある方は覗いてみてください.
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Theme: 作品 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/14】 | Calligraphy/Sketches | 書画 | trackback(0) | comment(2)
“営む眼”
営む眼

もう定番ですか.A4普通紙にHB鉛筆で描いたイラスト.
顔,顔,と来たので,今度は眼をテーマにしてみました.
知己に見せたら「気持ち悪。」ですって.
酷いです.そう言う気持ちは解りますけど.
褒めないにしても,「ああ,まあ,ね」くらいで良かったでしょ.



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Theme: イラスト - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/14】 | Calligraphy/Sketches | 書画 | trackback(0) | comment(0)
「舞え」
真空の一夜が君を,
真理の牢獄に還すだろう.
精神をもがれる孤立感が,
片腕を天に遺したまま,
冷酷な草原へ叩き落とすだろう.

動かせないものを引き摺り,
そこに在るものを摺り抜け,
幽かに移ろうものを叩き割る,
普遍への抗いが怒濤の報いを与える.

既に観た君は,
その眼光を友とせねばならない.
君を愛し,何者にも変ぜない
真理を,
愛せる君であれば
美しく輝ける.

力に奪われることなく,
涙の下に詠うこと,
肌の上に描くこと,
唇の前に交すこと,
髪の後に負うこと,
君こそは愛に浴し
愛を灌ぐ者.

揺蕩う様にも似て,
嫋やかに
揺るぎなく
舞えよ,
君よ.



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Theme: - Genre: 小説・文学

【2006/05/13】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(3)
“或る鳥の肖像”
或る鳥の肖像

一昨日に引き続き,描きたいという欲求がありましたので,没入してみました.
やはりA4普通紙にHB一本で描き上げました.
ハリウッド映画みたいに何億も掛けないでも,否,ほとんどゼロ円で,絵を描き詩を詠めます.
収益もゼロですがね.
カネの収支を度外視するのであれば,尊い芸術活動を続けることは容易いわけです.
カネを敬うから,芸術を顧みず,大衆の単純な欲動に阿ることになる.
動くのはカネと一度のオルガスム程の情熱,風下に追いやられる芸術.
まぁ,論理的に考察すれば,あるターゲット層に何を提供すればウケるかは簡単に見えてくるでしょうから,「狙い通りにカネが動いた」という感の否めない例の多いことは自然ですが.

構想時間はほぼゼロ,一時間強で完成です.
音楽は,Art Tatum,The Avalanches,Ben Webster,Berlioz,Bill Evans...と流す.アーティスト名でソートしただけで,特に何の設計もありません.
ただ流れるままに描いた,そういう絵です.



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Theme: 絵画 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/13】 | Calligraphy/Sketches | 書画 | trackback(0) | comment(3)
“結わえた人声”
結わえた人声

久し振りに何か描きたい気分になったので,素直になってみました.
製図用鉛筆を使うことも考えましたが,定まったイメージが無かったので,取り敢えずTOMBOWの廉価HBを使ってみることにして,ノってきたのでそのまま仕上げちゃいました.
書道をやってきた所為もあるんでしょうね,絵を描く際に,モノトーン(というか,白紙に鉛筆一本)で完成,とすることがよくあります.
結構,鉛筆で出せる線の味が好きだったりするんです.
繊細なもの,繊細ながら力強いものに,心惹かれます.

たまたまこの記事を書いている様を覗いた知己に訊いたところ,「怖いよ」とのこと.
実際,怖いんです.スキャニング後,ファイルにでも綴じて置こうかと手に取り,眼が合った瞬間,何か生物の躍動する魂の様なものを感じて,さっと遠ざけながら仕舞い込みました.
部屋に置いておくと夜中とかにもぞもぞ動き出しそうだったりして怖いので,オークションにでも掛けようかしら,と目論んだりしますが,要りません?



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Theme: イラスト - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/11】 | Calligraphy/Sketches | 書画 | trackback(0) | comment(0)
玄晟.掲示板について.
当ブログでは今日まで“コメント”のしにくい記事を書き,メールフォームはあるものの,親しみやすい雰囲気でもない,いざ「ひとつ足跡でも」と思ってもその一歩が踏み出せない,訪問者様には優しくない環境があったことと思います.
しかしこの管理人,意外にも,作者から読者一方向の閉じたコミュニケーションを望んでいたわけではないのです.
何ぞ書き,読んで貰ったなら反応が欲しい,これは書き物をする人間なら誰しも少なからず思うことでしょう.当ブログ管理人も,この例に漏れてはいないのです.
「リアクションは欲しいけれど,現状ではそれは望めそうもない・・・」
そこで管理人はひとつ手を打ちました.
掲示板の設置です.
こういうの待ってらした方,いくらかいらっしゃるんじゃないでしょうか.語らずのリピーターさんであるとか.
掲示板いらずのブログを使いながらこの所業,何か怪しからん逆行を致しておるように思えなくもないですが,現状に於いて便利に使えるのであれば問題ありません.

というわけで,第一歩は管理人が奪う,予定だったのですが,読者様が掲示板利用者第一号となって下されば,例の目的をもって掲示板設置という管理人的初作業に取り組んだ,その甲斐があるというものです.
つきましては,皆様どうぞ,「玄晟.掲示板」という,何の変哲もないそのままですねのタイトルではございますが(暫定ネーミングと言うことにして置いて下さい),便利にご利用下さいませ.

さ,さ,こちらが入り口になります.



'06/5/12 追記
現在「玄晟.」では,詩・哲学・音楽を中心に記事を拡充させて居りますが,正直に言って,管理人は読者様のニーズを把握し,それに十分応えられているとは思えていません.

昨日は実験的に絵をアップしてみました.これは読者様のニーズに応えようとする意志の顕れでもあります.
一方で,映画や絵画ネタなど,やろうと思ったものの「まぁいいか」ということがよくあります.もし読者様がそういうコンテンツを求めるのであれば,これは貴重な資源の放棄ということになります.

「この人物のこの作品にこう触れて欲しい」といった具体的な要望でなくていいんです.「もっと絵について話して欲しいなぁ」「あなたの書く詩が読みたい」等で十分です,励みになります.

今後のコンテンツ拡充に結び付くものでなくても,小さな疑問や,どうしても訊きたいこと,話したいことなど,何でもリクエストしてください(WEBですし,ある程度の匿名性の確保等はやむを得ませんが).
ちょっとしたアンケート気分でもいいですし,ファンレターとしてでも,友人としてでも,管理人まで声が届くのであれば全て歓迎します.
読者様に見せることを意識するからこそ,書きます.この活動は言うまでもなく,コミュニケーションです.
ブログや掲示板を通じて,お互い楽しんで交流していけるなら,素敵なことですね.



'06/5/14 追記
管理人のちょっとした日記めいたものも,掲示板に書くことにします.
そういうの,書きたくてもブログ記事として出すとコンテンツが雑然となりそうで嫌だったのですが,気楽なコミュニケーションツールとして使う掲示板ならそれを書いてもいいだろう,と考えてのことです.

玄晟.掲示板
【2006/05/05】 | Messages | 告知 | trackback(0) | comment(1)
未完の鎮魂歌 或いは 生者たるべき者
締付ける無人の,
朧朧と樺色灯る
講堂奥の一段高い燦めき,
淀みたゆたう彼岸から
弦楽従え管楽師が
彩る門の開く迄,
地獄の駻馬が如く殊勝に
打ち鳴らされたその後で
葬送の賛歌は産声を上げる.

「醒めよ」
我は誰ぞ,
―噫乎,死ぬるとは祝福の
生の躍動に充ち満ちた賛美―
「謳えよ」
我は来たれり,
―我が憂う遺された命など
生に幾許も在ろうか―
「革めよ」
我は然らば,
彼の地へ逝かん.

屹立する主人を仰いだ
豊潤な歌声の泉が凪いで
光芒を纏い顕れる歌姫.
一々存否の遍在を忘れ,
二者を一にして全とする
絹を撫づが如き静謐に酔い痴れる.

美しきかな―
待てよ,
我は何者と境を分ち合って居る,
入るべき寂は此処に隠顕しようか,
無い,
この華麗の只中に,
我こそを清めるであろう寂滅は,
断片すら.

言下,
胎動を萌した脳裏をつんざく
噴き出す間歇泉が如き斉唱.

「唱えよ」
我は―
「死者よ」
我は―
「永遠なれ」
生者なり.

道破に凍餓した楽隊は,
暴疾に逆回転を始め,
狂瀾と化したレクイエムは,
含み顔のプリマをも巻き,
絢爛たる劇場ごと,
我が脳髄にたくし込まれた.



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Theme: - Genre: 小説・文学

【2006/05/04】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
吐露
言う愛の
牢固たる空間性に逃れた,
些少六音の深淵,
元より広闊な真相は在る,
実在で焦がれ,
遥か,
思想の抑圧下,
気随に乗じて居った,
不貞の働きを恥じ,
雄の超越に上がり込んで居ったのだ,
でなければ,
胸にべっとりと滲透する
温かい泡沫で嗤う喪失感を解き明かせるか,
弥々麗しい実存,
蠱惑するそれは,
軈て凋落する必定,
でなければ,
互いに吊り上げる暴力的快楽は
骨身を物ともせず弾け飛ばせた,
目下,
奈落から伸びる餓鬼共の
崩潰するまで力強い細腕はどうだ,
縋る,
無様,
微温的な言辞の勢いではない,
此奴は君に
狂気的な迄に,
飢えて居る,
空虚な迄に,
醜いだろう,
然れど,
それが実際だ,
軽蔑するならそれも良い,
先刻,
耐えるための堤防をひょいと除けられた処だ,
言い放って仕舞えば,
君だって予て念じて居たろう,
俺は,
その頭部に渇く,
扱われる記号に渇く,
甘く,
辛く,
触れ,
辱めなくとも,
空間としてではない,
時間として貪りたい,
総てと呼べる君との現象が
降れよ,
飲み込め,
美しい,
君と,
嗚呼,
浮き世,
生きたい.



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Theme: 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/03】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
唇は一度開き,五度微動すればいい.
―此処,実在の奥深いコアから君を,
その揺るぎない聖域に許されるどの指先で接吻しようと
聳ちに透けて紅く波打ち,
また蒼く燻り白黒に棚引き,
弥々高まる想位の丈が産み落とされ,
充ち満ちる分解不能の暖かさを染み出させ,
またも強く,
果てし無き深化―異次元創出・跨ぎ,脈々と滾々と流れては
繋がる位相間の似付かぬ現象たちにそれぞれの
構造体のなか物語る賛美すべき天翔る身軽さ,
単眼に依らず観るならばそのグロテスクなまでに美的な牙城,
そのあらゆる幸福な素子が,
発信し,呼応,重なる為の手を二つと無い透明な柔らかさで,
そのあらゆる光・陰を総てとする,
生に,
渡る,渡らぬ,対岸の,ある,ない,
美の唇が囁き合う,
捧げられては意識の外郭すらまるきり飲み込み
定義から消失し行く敬虔,
形をとりながら,
型を失い行く,
生命が,一片すら朽ち落ちはしない,
萌芽し,数々の優しくも苛烈な風に晒された一片一片が
詠う,詠う君,
生きる,愛―愛,
秋も,冬も,また,春・夏・秋・冬,も,
生きずにはいない―

愛している.




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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/05/02】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
玄晟.


Training and the experiment on various creative activities with Philosophical/Thought Poetry at the top. 哲学/思想詩を筆頭に創造的諸活動の訓練及び実験を。

Author

玄晟
  • Name:玄晟 (Genjou)
  • Male. Twenties.

    No Love, No Creation.

    O Cosmos, the motherless space
    That contains the whole of art and nature.
    My spirit settles down into an abyss with you.
    In the time, named the first half of love,
    This tranquil chaos is shining all around and
    Losing all the darkness.

    O Cosmos, now you and I become half sides of the creator.
    The universe undulates and gives me a love.
    The mortal overtakes the point of the wave and returns you a creation.

    O Cosmos, we are going to the end of the creation.
    We know when our world ends, but are affectionate to the fate.
    Let us create precious matter with existing partners until that time,
    Over and over.
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