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性の人間性について
男性的筋肉と女性的贅肉を求めるのは全く動物的だ.
人間に則しカスタマイズされた動物的本能が求め,刺激を受け,興奮し,その準備をし,果たすという一連の動物的目的が為の過程を,動物的に無批判の内にドライブさせているに過ぎない.
人は社会性と科学技術を発展させたおかげで,自由で平和な時間を余りに長く得た.人は脆弱であっていいし,エネルギーを節約しなくてもいい.暇になったら死にたくなるくらい,騒乱と浪費が似合う人間が何十年も生き長らえる.一生のうちに何個も新個体を遺すわけではないが,強烈な快感は毎日でも味わって何ら問題はなく,できればそうしたい.かくして人は性を主張する肌を出来るだけ露出させる殆ど無毛の身体を得,五感で満足する性行為を実現すべく肉と性感を進化させ,年中欲情できるという余りにも性的な本能を獲得した.

人間は,この性に惑うとき罪悪感を覚え,これに対する解答を宗教が用意し,肯定的であれば性行為のなかに神聖さすら見出し,否定的であれば欲望そのものから排除する訓練をこなす,というようなことになる.性の人間性は,ここにある.
動物的を悦ぶパートナーとなら,動物性を生きれば日々強い快楽を得ることもできるだろう.相手も回数もなるべく多いのがいい.もしパートナーが不足すれば,途端に深い苦悩に悶えるだろうが.
人間的を悦ぶパートナーとなら,例え不足したとしても,解決策に辿り着くまでに深く思索することはあっても深刻に患うことはなく,また,ある種の倫理的破壊を犯すことも防げるだろう.また,性と直接に関係のない領域と密接に関連させることによって,動物的方法では知り得なかった悦びに至ることも可能となる.
性を,あらゆる重要な仕事と同じように,人間的能力を最大限に用いて考察し実行していくこと.性を邪悪と考えないのであれば,性を肉の支配のなかに留めておかず,最高の性的充足を求めるのもいい.



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Theme: 哲学 - Genre: 学問・文化・芸術

【2006/06/23】 | Essays | エッセイ | trackback(0) | comment(1)
<<自ずから磔を望む者へ | home | 哲学の得た自由について>>
Comment
少し表現は難しいが、あなたの言わんとしていることは分かるような気がします。
孫の言葉を聞く老人のようなものですが...。
人間は畢竟、ゲーテのファウストの中のせりふに出てくるバッタですね。
【2006/11/17 20:31】 URL | kounit #-[edit]
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玄晟.


Training and the experiment on various creative activities with Philosophical/Thought Poetry at the top. 哲学/思想詩を筆頭に創造的諸活動の訓練及び実験を。

Author

玄晟
  • Name:玄晟 (Genjou)
  • Male. Twenties.

    No Love, No Creation.

    O Cosmos, the motherless space
    That contains the whole of art and nature.
    My spirit settles down into an abyss with you.
    In the time, named the first half of love,
    This tranquil chaos is shining all around and
    Losing all the darkness.

    O Cosmos, now you and I become half sides of the creator.
    The universe undulates and gives me a love.
    The mortal overtakes the point of the wave and returns you a creation.

    O Cosmos, we are going to the end of the creation.
    We know when our world ends, but are affectionate to the fate.
    Let us create precious matter with existing partners until that time,
    Over and over.
..............................................




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