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「愛せる印象」から始まり愛へ その遍歴
初めから、常々心掛けている通りにやはり疑い抜くべきであったのかもしれない。
どんな人間でも丸裸に剥いでしまって、ほんの一時、夢心地に浸るのが望みでないなら、絶望を見越して、未来を望むからこそ、甘い風を人工的な香り共々原点から止めてしまうのがいい。
それでも愛の根が残るだけの人間を、俺は君に見ていたのだからそれで問題はなかったのだ。
君はまた、着飾って衣だらけの隙間から恋を愛を歌い上げる常習を省みて、少しは人間らしい体躯の判別できる装いで、俺の前に立つべきだった。
それでも愛の根を失わない人間を、君は俺に見ることができたのならそれで問題はなかったのだ。
つまりは互いの臆病な貪欲さが、二人の過程に永い不幸を横たえらせたのだ。

君の、俺の想像を絶する無邪気さを知ることになったときには、二人の世界は、その雷に打たれて壊滅的打撃を受けてしまえるほどに極めて荘厳にして美しく建築されていた。
それからの復興計画のなかで、俺には俺の主に自己に収束するばかりのブラックホールが如き過重の掬い切れぬ絶望があり、君には君の、主に残酷なる犯罪者の自覚による永い制裁としての緊縛と落胆と自罰とがあった。
二人は、生きながらにして二人の喪に服すこととなった。

それが、しかし、本当に望まれていた愛の始まりとなったのは、二人ならよく知っている。
二人はここにきてやっと、真理でさえあると想われてきた存在の距離を、縮める過程に入ることができたのだ。
二人は、かつてない喜びに打ち震え、しかしまた熱雷を打ちつけ、緊密に繋がり合った二つの世界を心臓として生き抜いていく。

いつか、晴れ渡る空を、草花の詩でも詠いながら、命を歓び、賛美し、愛に満ちた新しい命を生み出していくことができるだろうか。
一年先の、千年先の命を?


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Theme: 愛と生 - Genre: 学問・文化・芸術

【2005/10/05】 | Japanese Poetry | 哲学/思想詩 | trackback(0) | comment(0)
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玄晟.


Training and the experiment on various creative activities with Philosophical/Thought Poetry at the top. 哲学/思想詩を筆頭に創造的諸活動の訓練及び実験を。

Author

玄晟
  • Name:玄晟 (Genjou)
  • Male. Twenties.

    No Love, No Creation.

    O Cosmos, the motherless space
    That contains the whole of art and nature.
    My spirit settles down into an abyss with you.
    In the time, named the first half of love,
    This tranquil chaos is shining all around and
    Losing all the darkness.

    O Cosmos, now you and I become half sides of the creator.
    The universe undulates and gives me a love.
    The mortal overtakes the point of the wave and returns you a creation.

    O Cosmos, we are going to the end of the creation.
    We know when our world ends, but are affectionate to the fate.
    Let us create precious matter with existing partners until that time,
    Over and over.
..............................................




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